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Googleのパーソナライズ検索は必要ない?

2018.12.12

SEOについて特化している人であれば、Googleにパーソナライズド検索があることは誰でも知っているのではないでしょうか。

そのため今まではこのポイントを意識していれば、ある程度順位をあげることができると考えられていました。

でもこれから本当にSEO対策について考えるのであれば、パーソナライズド検索だけを意識したとしても不十分になってしまっています。その理由について詳しく説明していきます。

 

■Googleパーソナライズド検索とは?

 

パーソナライズドとはもともと“個別化”を意味する単語になります。

個人の興味や行動の履歴に対してコンテンツやサービスを提供することを指します。

Googleの機能ではこの機能をカスタムすることによって、検索がもっと便利に使えるようにしています。

 

例えば「美容」で検索したとします。あなたが普段どんな内容を検索しているのかを自動で理解して検索結果を勝手に変更してくれるのです。

同じ美容を検索している人でも、その人の環境や考えによっても結果として表示して欲しい内容は異なるはずです。

全員が同じ人間ではありませんし、美容で連想するものは変わります。

この機能があったので、Googleパーソナライズドを使うと、自動でランキング上位に検索してくれる場合もあったのです。この機能を知らずにWEBを見ていた人も多いのではないでしょうか。とても便利ですね!

 

ただしその反面WEBサイトを運営している側にとっては、自分のGoogleから見るとランキング上位にいるのに、別の人のスマホやPCから見ると3ページ目にあったなんてこともあり、検索結果には大きな違いが出てしまうのです。

中にはこの機能を知らないとぬか喜びしてしまうこともあるかもしれません。

 

■Googleパーソナライズの検索の有効性が下がっている?

 

GoogleパーソナライズドについてCNBCのインタービューでは、Googleのナヤック氏が検索はほとんどパーソナライズされていないことと、影響しているのは場所と直前の検索の内容だけだったと話しています。

年齢や性別・職業などの属性ではパーソナライズが行われることはないのです。

テストを何度も繰り返してきましたが、検索結果の改善にはつながらず、ユーザーの検索結果の全体として考えるといかに限られた検索結果に過ぎないことがわかっています。

特にスマホの普及に伴い、場所によってGoogleパーソナライズが受ける影響はとても大きなことだと言われています。

 

さらに、常に新しいコンテンツが追加されている現代において、数分後には結果が変わっている場合もあります。

特にトップニュースに関しては時間によって変化することも多く、パーソナライズドは一切関係がないこともわかっています。

 

Googleのパーソナライズ機能があるからと思っていた人にとっては驚きの結果とも言えるのではないでしょうか。

SEOに関しては専門性がより追求される時代になっています。

なかにはGoogleのパーソナライズを適用させないように設定してしまっている人もいます。

WEBサイトを運営している人にとってはオフにしてしまったほうが順位も平等になりわかりやすいといえるのではないでしょうか。

 

Googleのパーソナライズ検索によってランキングが上位になっていた、なんて勘違いからサイトは上位にあるのに収益につながらないと思い込んでしまうケースを考えると、今後求められるSEOを理解した上で最適な対応を行うことがいかに重要なのかがわかります。

信用性の高いサイトであり専門性や権威性のあるサイトを目指すこと、簡単に言うとその分野において多くの人が知っているサイトですね。

 

そんなサイトにするには存在を人に知って頂く必要があり、そのために何をする事が効果的なのか、良質な記事を書くのか?広告を打つのがいいのか?マーケティングの手法は色々ある訳ですが定期的に人の目に触れられる事がランキング上位に表示させるためにはとても重要なことです。

パーソナライズ検索について知り、サイトについて今一度見直してみてくださいね。

 

 

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